戦車ヴィネット(ミニジオラマ)を作る3(ヴィネット試作編)

ヴィネット(ミニジオラマ)づくりの続きです。

前回の記事はこちら
戦車ヴィネット(ミニジオラマ)を作る2(ベース準備編2)

今回は本作成に入る前に
小さいサイズのビネット台をつくってみます。

木片を整える

まず、ちいさい木片を用意します。

これは、ホームセンターで安く買ってきた
木片の切れ端です。

軽くかんながけを行い、

400番ぐらいのサンドペーパーでやすりがけ。
表面をととのえておきます。

水性ボアステインを塗布

塗料は以下の三点を用意します。

和信ペイント ポアーステイン オールナット 130ml

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和信ペイント 水性サンディングシーラー 130ml

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和信ペイント 水性ウレタンニス つや消しクリヤー 130ml

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どれも水性塗料なので扱いはけっこう簡単です。
刷毛なども水洗いできるのでいいですね。

まずは、ボアステインを
ウエス(古い布の切れ端)にしみこませて塗っていきます。

塗り終わるとこんな感じ。
しっとりとしていて、なんか上品ですね。
ただ、このままだとボアステインの染料が
こすれることで落ちてしまいますので
保護しなくてなりません。

サンディングシーラー塗布

次にサンディングシーラーを塗ります。
いわば、ニスを塗る前の下地を整えるために塗ります。
ニスが木に吸い込まれない様に塗るのです。

2度塗りぐらいして、
800番ぐらいのサンドペーパーで
軽く水とぎして表面を整えます。

水性ウレタンニス塗布

いよいよ、ニスを塗ります。
しっとりとした上品な仕上がりにしたいので
今回は艶消しのウレタンニスをチョイス。

あまりたれないように、さっとぬるのがコツです。

地面のベースとして紙粘土を盛る

では、ビネットの地面をつくっていきます。

土台には固まるとスポンジのようになる紙粘土「やわらか紙粘土」をチョイス。
100円ショップなどで売っています。

slooProImg_20160206193303.jpg

紙粘土が取れないようにビスを埋め込みます。

その上に「やわらか紙粘土」を盛っていきます。

乾燥させると、ヒビが入ったので
同じ粘土で埋めて、再び乾燥。

ガンプラのアクションベースとして使おうと思い
棒を差し込みました。

地面にマテリアルをふりかけ、塗装

粘土にマテリアルを加えていきます。

まずは100円ショップで買ってきた
園芸用の「ゼオライド」をばらまきます。

その後に前に紹介した「情景シーナリーセット」の
素材を使って、マテリアルを追加。

Nゲージ 24-343 シーナリーセット 情景製作 (LK954)

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セット内容の「アンダーコートアース」という液体をうすめて塗り、
その上に「ターフ」と呼ばれるパウダーを振りかけます。
そのあとは、「シーナリーボンド」という木工ボンドのようなものを
スプレーしてから、固まるのを待ちます。

あとは、水性塗料で色を付けてほぼ9割完成です。
あとは、別の色を塗って、ウェザリングさせて完成させたいと思います。

次はいよいよ、ヴィネットを本格的に作成していきます。