宇宙戦艦ヤマト2199第6章を見にいってみた。ちょっとだけマーケティング的感想

今日は時間ができたので
映画をみにいってきました。

テレビでも放映されているのですが
こちら、先行で映画上映されているものです。
「宇宙戦艦ヤマト2199 第6章  到達!大マゼラン」

実は私は、小学校にヤマトみた世代。
そのヤマトが現代的にリメイクされたということで
テレビとかネットとかでみていたんです。

で、今回初めて劇場でみてみました。

やはり、同世代のおじさんおばさんが多かった

宇宙戦艦ヤマト2199
写真は劇場でもらったおまけ。
森雪がありえないシチュエーションで描かれているポストカード。
もらっても使えないのが残念。

ネタばれは「宇宙戦艦ヤマト2199 第6章」でググっていただければ。

このブログでは感じたこと。

まずは客層。
我々中年のおっさんとおばさんが子供をつれて
一緒に見に来るというパターンが多いように見受けられます。

みごとな囲い込みです。

オリジナルをリスペクトしながらのリメイクは秀逸

なぜ、今回劇場でみたかというと
あのガミラスの名将ドメルとの一騎打ちを
大スクリーンで見たいというのがあったからです。

今回のリメイク、賛否両論いろいろありますが、
オリジナルで感じた矛盾を逆手にとって
うまいぐあいに再構築されています。
オリジナルを知っている世代にも楽しめる内容。

しかも、いろいろニヤリとさせられる構成が随所に見受けられます。

オリジナルでガミラス人の肌の色が違う部分が
うまいぐあいに補完されていたり、
森雪がサーシャに似ているという点に関しても
「こうきたか!」というネタがあったり。
オリジナルを知っていても、先が読めない展開。

販売戦略が秀逸

通常、ドラマやアニメでは、
テレビ放映とDVDやブルーレイなどのソフトの販売実績を視野に入れた
戦略をとっております。
しかし、昨今ではどうなんでしょ?
視聴率が悪ければ、ソフトの販売もいまいちなのではと思います。

ヤマトの場合は変わっていて
劇場上映→ソフト販売→テレビ放映
という流れです。

まずは劇場上映で前評判をつかんでおいて
ソフト販売に結びつけ、さらにテレビ放映で拡散させるという手法。
おかげで評判は上々のようです。

でも、これはヤマトだからできたようなもの。
他の企画が真似をしてうまくいくかどうかは疑問です。

やはり制作者のみなさんの愛を感じる

宇宙戦艦ヤマト2199の制作陣は
昔ヤマトの制作に関わったひとたち、
ヤマトのファンがスタッフとなって作っていると聞きます。
リメイク内容を見ていると、
本当にヤマトを大事にしているのだなと愛を感じます。

それだけ、オリジナル世代にとっても
違和感のない納得の作りとなっていると感じます。

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七巻までつづくとのことです。