【読書感想文】堀江貴文氏の「ゼロ」を読んでみた。

今、巷で話題になっている
堀江貴文氏の「ゼロ」をご多分に漏れず
購入して読んでみたのでした。

ゼロ

なぜ、この本を読んだのか?

理由は、あのかつて「時代の寵児」と呼ばれた
ホリエモンこと堀江貴文氏がどんな人か知りたかったからなんです。

ホリエモンこと堀江貴文氏という人物

まずは、この本の著者について引用してみます。

堀江貴文(ほりえ・たかふみ)
1972年福岡県八女市生まれ。実業家。元・株式会社ライブドア代表取締役CEO。民間でのロケット開発を行うSNS株式会社ファウンダー。東京大学在学中の1996年、23歳のときに、インターネット関連会社の有限会社オン・ザ・エッヂ(後のライブドア)を起業。2000年、東証マザーズ上場。2004年から05年にかけて、近鉄バファローズやニッポン放送の買収、衆議院総選挙への立候補などといった世間を賑わせる行動で、一気に時代の寵児となる。既得権益者と徹底的に戦う姿が若者から支持を集め、『稼ぐが勝ち』(光文社)がベストセラーに。しかし2006年1月、33歳のときに、証券取引法違反で東京地検特捜部に逮捕され、懲役2年6カ月の実刑判決を下される。2011年6月に収監され、長野刑務所にて服役。介護衛生係としての仕事に励みつつ、メールマガジンなどで情報発信も続け、獄中で40歳の誕生日を迎える。2013年3月27日に仮釈放。本書が刊行される直後の11月10日0時に刑期を終了し、ふたたび自由の身となって、「ゼロ」からの新たなスタートを切る。

彼についてはあの「ライブドア事件」で逮捕される前後は
評価がわかれるところなのではないでしょうか。

一方では起業家として評価される一方、
あの、とんがった振る舞いで毛嫌いをしている人も多かったと思います。

私自身は実は、あんまり興味がなかったのです。
そして、印象としては
結果逮捕されたとしても、
そんな悪いことをしたのだろうか?と思っています。

「粉飾決算」「風説の流布」という証券取引法違反容疑で逮捕されたのですが、
なんだかよくわからないし、ひょっとして「はめられたのか?」とも思ったのです。
(正直、法律についてはうといです)

テレビで見る彼はとんがった印象でしたが、
なんとなく「弱みを見せないため」のパフォーマンスだったのではと思います。

基本努力が大事だと思う

本の内容の詳細は実際読んでくださいとか言えません。

私の率直な感想ですが、
「素直に共感した」というのが正直なところです。

この本はビジネス書でもなく、自己啓発本でもない
彼の半生をつづった「自叙伝」
でも、この本の「ゼロ」に込められた思いはすごいと思ったのです。

「ゼロの自分にイチをたす」

ゼロにイチを足していけば少しずつ大きくなる。
ゼロに何かをかけてもゼロのまま

基本、彼は地道な努力家であり、
この言葉には説得力があります。

急がずじっくり努力をして、人とつながり、信用を得ていく。
それが大きな財産になると彼は主張します。

これは、Webの仕事、
いや、デザイナーも含め
クリエイティブな仕事をする人たちにも
共感を得ることができる言葉なのではと思います。

一度、刑務所に入って「ゼロ」になった彼ですが
彼がどんな活躍をするのか、見守っていければと思います。

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

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私も負けじとがんばらねば、
とすがすがしい思いをした読後感でありました。
まる。